diff --git a/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online.md b/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online.md
index bcfbc18fd9..4ca6c8f8bf 100644
--- a/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online.md
+++ b/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online.md
@@ -44,6 +44,7 @@ DMSを使用してBaseDBで作成したソース・データベースからADB
+ [「304 : OCI Database Migration Serviceを使用したデータベース移行の前準備」](/ocitutorials/adb/adb304-database-migration-prep)を参考に、データベース移行の前準備が完了していること。
+ オンライン移行を実行する場合、Oracle GoldenGateの必須パッチ、推奨パッチが適用されている必要があります。Oracle Database 11g(11.2.0.4)用の必須パッチ、推奨パッチに関するドキュメント[「Oracle GoldenGate -- Oracle RDBMS Server Recommended Patches (Doc ID 1557031.1)」](https://mosemp.us.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?_afrLoop=171610622943228&id=1557031.1&_afrWindowMode=0&_adf.ctrl-state=ysobl98cz_4)および、Oracle Datbase 12c以降のバージョンの必須パッチ、推奨パッチに関するドキュメント[「Latest GoldenGate/Database (OGG/RDBMS) Patch recommendations (Doc ID 2193391.1)」](https://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?_afrLoop=168484936828414&parent=DOCUMENT&sourceId=1557031.1&id=2193391.1&_afrWindowMode=0&_adf.ctrl-state=4xfa5h2e8_4)を参考に適宜パッチの確認と適用を実施してください。
+ ターゲット・データベースのタイムゾーン・バージョンがソース・データベースのタイムゾーン・バージョンよりも最新になっていることを確認する(SELECT * FROM V$TIMEZONE_FILE;)。ターゲット・データベースのタイムゾーン・バージョンの方が古い場合はSRをあげる必要があります。
++ レプリケーション用にOCI GoldenGateサービスを使用する(デフォルト)場合は、本記事の1.と2.の手順をスキップしてください。OCI GoldenGateサービスを使用する方法を推奨します。DMSとOCI GoldenGateサービスの統合に関しては、[OCI Database MigrationサービスがOCI GoldenGate統合を発表](https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/ja-oci-db-migration-announces-oci-gg-integration)をご参照ください。
**所要時間 :** 約40分
@@ -220,6 +221,17 @@ DMSを使用してBaseDBで作成したソース・データベースからADB
# 3. ソース・データベースの設定
+データベースの事前設定は、データベース準備ユーティリティによって生成されたスクリプトを実行する方法(推奨)と、手動でSQLコマンドを実行する方法があります。前者の場合は3-a.、後者の場合は3-b.に従ってそれぞれ実施してください。
+
+## 3-a. データベース準備ユーティリティを使用した設定方法
+
++ [OCI Database Migration Service - Download & Use Database Preparation Utility to Prepare Your Databases for Migration (Doc ID 2953866.1)](https://support.oracle.com/epmos/faces/DocContentDisplay?_afrLoop=167657769976969&id=2953866.1&_afrWindowMode=0&_adf.ctrl-state=r7foparhc_4)を参考にデータベースの事前設定を実施してください。
+
+設定完了後、[4. ターゲット・データベースの設定](#anchor4)に進んでください。
+
+
+
+## 3-b. 手動で実行する設定方法
BaseDBにあるソース・データベースに対して以下の設定を行います。2.~5.の設定は全てCDB上で行います。
@@ -456,49 +468,55 @@ BaseDBにあるソース・データベースに対して以下の設定を行
3. **詳細の追加** の各項目は以下のように設定します。その他の入力項目はデフォルトのままにします。
+ **名前** - 任意 ※名前にスペースを含めると移行の作成に失敗します。
- + **ボールト** - **登録済みデータベース** に登録されているボールトを選択します。
- + **暗号化キー** - **登録済みデータベース** に登録されている暗号化キーを選択します。
- 設定後、**次** をクリックします。
+ 設定後、**Next** をクリックします。
- ![](2022-03-10-13-15-20.png)
+ ![alt text](image-1.png)
4. **データベースの選択** の各項目は以下のように設定します。
- + **ソース・データベース** - 登録済みのソース・データベース(PDB)を選択します。
- + **データベースはプラガブル・データベース(PDB)です** にチェックを付けます。
- + **登録済みコンテナ・データベース** - 登録済みのソース・データベース(CDB)を選択します。
- + **ターゲット・データベース** - 登録済みのターゲット・データベースを選択します。
+ + **ソース・データベース**
+ + **データベース接続** - 登録済みのソース・データベース(PDB)を選択します。
+ + **データベースはプラガブル・データベース(PDB)です** にチェックを付けます。
+ + **コンテナ・データベース接続** - 登録済みのソース・データベース(CDB)を選択します。
+ + **ターゲット・データベース**
+ + **データベース接続** - 登録済みのターゲット・データベースを選択します。
- 設定後、**次** をクリックします。
+ 設定後、**Next** をクリックします。
- ![](2022-03-10-13-18-31.png)
+ ![alt text](image-2.png)
5. **移行オプション** の各項目は以下のように設定します。
- + **初期ロード** - オブジェクト・ストレージ経由のデータポンプを選択します。
+ + **初期ロード用の転送メディア** - オブジェクト・ストレージ経由のデータポンプを選択します。
+ + **ソース・データベース** -
+ + **エクスポート・ディレクトリ・オブジェクト名** - 任意
+ + **エクスポート・ディレクトリ・オブジェクト・パス** - 任意
+ **オブジェクト・ストレージ・バケット** - 使用したいオブジェクト・ストレージ・バケットを選択します。
- + **ディレクトリ・オブジェクトのエクスポート** -
- + 名前 - 任意
- + パス - 任意
+ **オンライン・レプリケーションの使用** にチェックを付けます。
+
+ OCI GoldenGateサービスを使用する場合は、**作成**をクリックし、8.に進みます。Marketplace GoldenGateインスタンスを使用する場合は、6.に進みます。
+
+ ![alt text](image.png)
+
+6. **Show advanced options**をクリックし、**レプリケーション**タブをクリックします。
+
+ ![alt text](image-3.png)
+ ![alt text](image-4.png)
+
+7. スクロールダウンし、**Marketplace GoldenGateインスタンスの使用**にチェックを付け、各項目を以下のように設定します。
+ + **GoldenGateインスタンスOCID** - [1. Oracle GoldenGate Microservicesのインストール](#anchor4)で作成したGoldenGateインスタンスのOCID
+ **GoldenGateハブURL** - https://
+ **GoldenGate管理者ユーザー名** - [2. Oracle Goldengate Microservicesインスタンスの設定](#anchor2)で設定したユーザー名(デフォルトはoggadmin)
+ **GoldenGate管理者パスワード** - [2. Oracle Goldengate Microservicesインスタンスの設定](#anchor2)で設定したパスワード(デフォルトは `/home/opc/ogg-credentials.json`を参照)
+ **GoldenGateデプロイメント名** - [1. Oracle GoldenGate Microservicesのインストールの5.](#anchor21)で設定したソース・データベースのデプロイメント名
- + **データベース・ユーザー名** - [3. ソース・データベースの設定の1.](#anchor22)で作成したPDBのGoldenGate管理者ユーザー名
- + **データベース・パスワード** - [3. ソース・データベースの設定の1.](#anchor22)で作成したPDBのGoldenGate管理者パスワード
- + **コンテナ・データベース・ユーザー名** - [3. ソース・データベースの設定の1.](#anchor22)で作成したCDBのGoldenGate管理者ユーザー名
- + **コンテナ・データベース・パスワード** - [3. ソース・データベースの設定の1.](#anchor22)で作成したCDBのGoldenGate管理者パスワード
- + **GoldenGateデプロイメント名** - [1. Oracle GoldenGate Microservicesのインストールの5.](#anchor21)で設定したターゲット・データベースのデプロイメント名
- + **データベース・ユーザー名** - ggadmin
- + **データベース・パスワード** - [4. ターゲット・データベースの設定の5.](#anchor23)で設定したADBのGoldenGate管理者パスワード
+ + **ボールト** - **登録済みデータベース** に登録されているボールトを選択します。
+ + **暗号化キー** - **登録済みデータベース** に登録されている暗号化キーを選択します。
設定後、**作成** をクリックします。
- ![](2022-03-10-13-24-44.png)
-
- ![](2022-03-10-13-26-47.png)
+ ![alt text](image-5.png)
+
-6. 作成した移行の状態が **アクティブ** になるまで待ちます。(3分ほどかかります。)
+8. 作成した移行の状態が **アクティブ** になるまで待ちます。(3分ほどかかります。)
![](2022-03-10-13-27-56.png)
@@ -592,6 +610,10 @@ BaseDBにあるソース・データベースに対して以下の設定を行
![](2022-03-10-13-49-21.png)
+ OCI GoldenGateサービスを使用した場合は、最初のフェーズで**レプリケーション・インフラストラクチャの初期化**が実行され、OCI GoldenGateのプロビジョニングが内部的に実行されます。
+
+ ![alt text](image-6.png)
+
7. 移行が失敗した場合、**フェーズ** の **ステータス** に**失敗** と表示されます。その場合、 **ログのダウンロード** ボタンをクリックしてログを参照することで、失敗の詳細を確認することができます。もう一度実行したい場合は、 **中断** ボタンをクリックして移行を再度やり直してください。
![](2022-03-10-13-50-12.png)
diff --git a/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-1.png b/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-1.png
new file mode 100644
index 0000000000..fbb59cdd17
Binary files /dev/null and b/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-1.png differ
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new file mode 100644
index 0000000000..153a099f0a
Binary files /dev/null and b/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-2.png differ
diff --git a/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-3.png b/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-3.png
new file mode 100644
index 0000000000..7da372932c
Binary files /dev/null and b/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-3.png differ
diff --git a/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-4.png b/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-4.png
new file mode 100644
index 0000000000..476889df52
Binary files /dev/null and b/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-4.png differ
diff --git a/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-5.png b/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-5.png
new file mode 100644
index 0000000000..32bf047649
Binary files /dev/null and b/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-5.png differ
diff --git a/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-6.png b/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-6.png
new file mode 100644
index 0000000000..9caeee6f8a
Binary files /dev/null and b/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image-6.png differ
diff --git a/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image.png b/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image.png
new file mode 100644
index 0000000000..426737e6d1
Binary files /dev/null and b/tutorials/_adb/adb306-database-migration-online/image.png differ