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OpenStreetMapコミュニティのイベント、State of the Map Japan 2018カンファレンス を2018年8月11日(土)に開催します。会場は、東京都千代田区の日比谷公園内にある、千代田区立図書文化館内の日比谷コンベンションホールです。
- チケットの配布を開始しました {% include posts.html %}
State of the Map Japan 2018 は“知のバリアフリー” をテーマに、OpenStreetMapの意味を探るカンファレンスを開催します。
本年のState of the Map Japan 2018は、知的な営みの蓄積と共有を行う施設であり、"地域において知識をえる窓口である"(ユネスコ公共図書館宣言1994)「図書館」を舞台として開催されます、地球上の「事実」を地物という形で記録するデータベースであるOpenStreetMapを通じて、知の世界(情報)へのアクセス、発見について、そして知の世界の冒険に必要な「地図」について、考えたいと思います。
見知らぬ世界を探検するとき、地図をたずさえて、冒険に挑みます。その地図に記されている枠組みによって、世界は違ってみえてくることでしょう。世の中の物事は、照しあわせる地図によって、理解されるともいえます。また、地域、国によっては、地図へのアクセスが制限されたり、正しい情報へのアクセスが保証されないこともあります。
世の事実(地物)を地図や地理データとして、市民により記録していくOpenStreetMapは、何を照すのでしょうか。
基調講演では、図書館や知についての活動をされている有識者に依頼し、「自由な地図」「地図へのアクセス」について議論いただく予定です。また、OSMの内部ではない立場から「OpenStreetMap」について伺うことで、わたしたちの地図づくり やコミュニティ活動についての、新たな意味を探ります。
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主催 [State of the Map Japan 2018 実行委員会]({{ 'about.html#sotm-jp-2018実行委員会について' | relative_url }}), 一般社団法人OpenStreetMap Foundation Japan
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開催日時 2018年8月11日 10時から17時
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開催人数 最大200名
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場所 日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール 〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1−4
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開催日時:2018年8月11日(土)18時から20時
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場所: ヒビヤサロー(日比谷公園内) 〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-1
懇親会参加ご希望の方は peatix にて懇親会込みのチケットを申し込みください。
State of the Map Japanカンファレンス は、2012年に東京で開催された国際カンファレンス State of the Map をきっかけとして機運がもりあがり、2014年から毎年ひらかれる、オープンストリートマップの国内カンファレンスです。2017年には、会津若松で国際カンファレンスが開催されたことから、国内カンファレンスをおやすみしていますので、今回で 4回目 ということになります。
2012年の国際カンファレンスでは、くわしい地図のない国アフガニスタンで地雷原をぬうように活動しているという報告がありました。2013年に英国で開催された際には、開催地の公共図書館で17世紀からの地図が収蔵されていることが印象的でした。
一昨年前のState of the Map Japan 2016 カンファレンスでは、「リレーション」 をテーマに、マッパーのつながりを確認しました。森氏による基調講演では、「ジオとは、人やモノの動きのトレンドやパターンを地理的に考察すること」との解説のあと、「オープンと自由は車の両輪」との宣言があり、今後は 「オープンイノベーション戦略」 が必要だとの指摘がありました。
昨年の国際カンファレンス State of the Map 2017 in Aizu-Wakamatsu の基調講演では、"OSM is an oppotunity, for a better future"との指摘があり、インドで無から初めて、発展させていった経験をベースに "Community はサステナブルな発展に必須" との宣言がありました。
これらの経緯をうけて、今回は、公共図書館に併設されているホールを会場に、コミュニティが発展させてきた、そして発展させていく OpenStreetMap のもつ新たな意味を探るというチャレンジにも挑みます。 さらには、マッパー同士のリレーションをひろげ、外からみた我々を知り、さらにOSMを拡大させていくキッカケを得たいとおもいます。
2018年5月 実行委員長 三浦 広志