カレンダーアプリ上で定期イベントの開始・終了時間が UTC 基準になる問題を修正

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Issue

• イベント購読ボタンのアドレスをGoogleカレンダーに追加すると開始時間がずれている #8287

概要

イベント購読機能を利用してカレンダーアプリに FBC のイベント予定を取り込んだ際、定期イベントの開始時間がユーザーのタイムゾーン(日本)と異なっている問題を修正しました。

原因

定期イベントは特別イベントと異なり、開催する"時間"の情報しか持っていないため購読される際に"年/月/日"も加えた完全な日付を作成する必要があります。

以下のコードで完全な日付の作成を行ってますが、local_to_utc メソッドにより時刻の基準が UTC へ変更されているため、該当箇所を削除しました。

bootcamp/app/models/regular_event.rb

Lines 169 to 176 in 1a9a8d3

	def parse_event_time(event_date, event_time)
	tz = ActiveSupport::TimeZone['Asia/Tokyo']
	time = event_time ? event_time.strftime('%H:%M') : '00:00'
	date_time = DateTime.parse("#{event_date} #{time}")
	tz.local_to_utc(date_time)
	end

また、上記のメソッドはイベント購読処理でのみ利用されているため他のコードへの影響は無いと思われます。

変更確認方法

1. bug/start_time_of_regular_event_is_shifted をローカルに取り込む

2. foreman start -f Procfile.dev を実行し、任意のユーザーでログインする

3. 定期イベントページ にアクセスする

4. 任意の定期イベントに参加する

5. 画面右上にある イベント購読ボタン をクリックし、カレンダーアプリへ取り込む
   

6. カレンダー上で表示される定期イベントの時間が FBC 上の定期イベントの時間と同じになっている

Screenshot

以下は、定期イベントである「Everyday Rails輪読会 ( 17:00 ~ 18:00 ) 」に参加した場合のカレンダーアプリ上の表示になります。

修正前

予定に表示されている時間が 8:00 になっている。( UTC 基準での時刻 )

修正後

予定に表示されている時間が 17:00 になっている。( 東京での時刻 )

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📝 上記コードの170・172行目は、以下の理由により削除しました。

• タイムゾーンは Rails 側の設定 ( config/application.rb ) で東京を指定している。
• 引数で受け取る event_time ( 実体は定期イベントの start_at 、end_at ) が nil になることは考えにくい。( バリデーションも設定されている )

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@komagata
#8287 で報告されている「カレンダーアプリで購読した定期イベントの開始・終了時間が UTC 基準になる問題」の修正PRを作成しましたので、確認をお願いします🙏

[JunichiIto]

PRどうもありがとうございます！！
もし以前の実装が不具合だったのであれば、「修正前は失敗するが、修正後はパスするテストコード」も追加してもらえるとありがたいです〜 （model testでOK）

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📝 format_event_date メソッドが命名変更されて transform_for_subscription メソッドになったようなので、テスト名も合わせるように変更しました ( 命名変更時のコミット )

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@JunichiIto
コメントありがとうございます！
修正したメソッドの既存テストをタイムゾーンも含めて検証するように変更し「修正前は失敗するが、修正後はパスするテストコード」にしました〜

[JunichiIto]

修正ありがとうございます！よさそうですー 🙆‍♂️

@komagata
駒形さんもレビューお願いします 🙏

[komagata]

PRしてくださってありがとうございます！！